『聞くと聴くの違い』 | 心理カウンセリングのプロとしてメンタルヘルスに役立つ情報を町田から発信します

『聞くと聴くの違い』

「母ちゃんは俺の話をきいてくれない」

あるとき子供から言われた言葉。

いつも聞いてるのになーと思っていました。でも、ごめんね、と謝り、

こっそりとgoogle先生で

調べてみました。

『聞く』···音や声が耳に入る

『聴く』···注意深く耳を傾ける

　　   理解しようと進んで耳を傾ける

となっていました。

なるほど。確かに子供の話を

『聞いて』いましたが

『聴いて』いなかったんです。

仕事から帰宅して、座る暇もなく

食事の準備、後片付け、洗濯、

次の日の準備と怒涛のごとく、

終わらない家事をしながら

『聞いて』いたのです。

『ながら聞き』になっちゃってました。まさに子供の話が耳に入ってくる状態でした。猛反省しました。

子供は『聴いて』ほしかったんですね。怒りながら

「母ちゃんはなんで何かをやりながら俺の話を聞くんだ」と悲しそうに訴えてきました。

これはどんな関係にも当てはまります。

上司、部下、夫婦、恋人、友達、

家族、親子などなど。

相手が話しているときは

相手の目を見て、身体を向けて、

うなずくなど

『アクティブリスニング』

（積極的傾聴）を心がけることにしています。

話をするほうにも

ポイントがあります。

ただ話を聞いて（聞き流して）くれればいいのか（女性に多いですね。下手にアドバイスすると怒り出します（笑））

ちゃんと聴いてほしいのかを

相手に言ってあげられるといいですね。

最後に

『聴いてくれてありがとう』って

言えたら相手も役に立てたと

喜んでくれるんじゃないでしょうか。

お互いのちょっとした気配り。

声かけが大事ですね。

家事で忙しくても手を止めて

『聴く』ように私自身も

気をつけています。

子供のストレートな心の声から

学びました。

子供から学ぶこと。

たくさんたくさんあります。

日々、感謝しています。