『家事は思いやり』町田カウンセリング『ハートルームちと』 | 心理カウンセリングのプロとしてメンタルヘルスに役立つ情報を町田から発信します

おはようございます。

町田でカウンセリングルームを営むハートルームちとです。

早くも12月中旬となりました。

今年もあと少しで終わります。

１日１日を大切にしたいですね。　　

今日のテーマは

『家事は思いやり』です。

家事をどのように捉えていますか？

自分ばっかり、相手は手伝ってくれない、何もしてくれない。

夫婦問題あるあるです。

私は家事って思いやりだなぁと

思います。

自分以外の誰かを思って

部屋を綺麗に片付け、掃除をしたり、栄養バランスを考えて食事を作ったり、洗濯をしたり。

家事は毎日毎時間、年中無休。

その労力は計り知れないものです。

あるご夫婦。

「うちの主人、先生のところに行ってから家事をよくやってくれるようになったんです。仕事に行く前に食器を洗ってくれたり、洗濯物を干してくれたり。

本当に助かっています。」

私は答えました。

「ご主人素晴らしいですね。

私はご主人に家事をやるように、とは一言も言ってないですよ。

自分で奥様がどんなに大変で、

いつもどれだけやってくれてるか気づいたんですね。その変化、頑張りにきちんと気づいて、ご主人を認められる奥様も素晴らしいですね。」

こんなやりとりをしたことがありました。

私は女性目線はもちろん、

男性目線もあるので、

ご主人には奥様の大変さをお伝えします。奥様には、ご主人の大変さをお伝えします。お互いに自分では言えない気持ちを補足することがあります。

「家事を手伝って」と言われると

やらされ感になり、嫌な気持ちになるかもしれません。

でも、自分が担うことによって、

奥様や家族がハッピーになると

思ったら

やりがいになりませんか？

私はうまく手伝えないご主人には

奥様に、1つでいいから、何かお任せしてみたら？と提案することがあります。

その時は、ご主人に

自分で考えてもらいます。

誰しも自分で決めたことには

責任をもちますし、自発的な気持ちで取り組んだほうが

いい結果につながるからです。

決めるときの表情は、

どこか嬉しそうです。

お願いするなら、ダメ出しをせず、

「ありがとう。助かったよ。」と

感謝を伝えてください。

最初は思うようにいかなくても、

やっていくうちに上手になっていきます。やってくれた気持ちに感謝しましょう、とアドバイスしたことがありました。

自分がやってみることで、

毎日奥様が

どれだけ大変なことを

当たり前にこなしてくれているか気づき

感謝が生まれるんですよね。

お母さんや奥さんは

まさに『思いやり』のかたまりです。

『あなたは何もしない』と言われる背景にはたくさんの気持ちが詰まっています。

毎日クタクタになり家族のために

働いてきてくれるご主人に

感謝できていますか？

毎日家族を思い、当たり前に家族のために家事をこなしてくれている奥様に

毎日感謝できていますか？

人間関係はすべて

『感謝』と『思いやり』の気持ちだと思っています。

他の誰かを思い、毎日当たり前に

惜しみなく労力を費やしてくれている存在があるからこそ、

毎日生活できています。

相手の頑張りに目を向けられたとき、自分の考え方や行動が変わります。

夫婦問題を多く修復させてきましたが、

皆さん相手に感謝の気持ちを持てたとき、関係性がみるみる良くなっていきます。

誰しも自分に対して

良くしてくれる相手には

良いことをしたくなります。

もし相手からきちんと思いやりが

返ってこないと思ったら、

自分の言動をまず振り返りましょう。

相手に感謝と思いやりの気持ちが

もてれば、必ず好転します。

家事は思いやり

相手が思いやりを向けてくれたら

ダメ出しってしないですよね。

点数をつけないですよね。

やってくれたことに感謝をして

『ありがとう。助かったよ。』と

伝えてください。

寒い思いをしながら洗濯物を干してくれたり、苦手なアイロンがけをしてくれたり、毎日献立を考えて、買い物に行き、手間暇かけて食事を作ってくれたり。

家族が居心地のいい空間を

いつも当たり前に作ってくれている相手に感謝できるといいですね。

今年の大掃除は

家族一丸となって、やってみても

いいかもしれません。

思いやりの気持ちがあれば

なんとかなります。

イライラしながら毎日を過ごすのは、もったいないです。

いつでも辛いお気持ちを

お話しにいらっしゃってください。